害鳥・害獣まめ知識

ムクドリ(椋鳥)とは

ムクドリ(椋鳥)の特徴

スズメ目ムクドリ科の鳥類。ムクドリは大きさが24cm程度で、スズメより少し大きめのサイズである(ハトよりは小さい)。頭は黒い色で、頬の部分は白く、翼と胸、首は茶褐色で、足と嘴が黄色いことが特徴である。繁殖期は春から夏で、木の洞や人家の軒先などの穴に巣を作る。

ムクドリ(椋鳥)の特徴&被害

食性は雑食性で、植物の種子や果物、木の実、虫の幼虫などを好んで食べるため、フンの色が黄色や茶褐色など木の実の色をしていることが多い。ムクドリは、昼間は数十羽の小群で分散し、昆虫や木の実などのエサを採っている。それが夜になると1個所に集まり、大きな集団でねぐらを作る習性がある。そのため、ねぐらとなるケヤキなどの街路樹や電線付近は鳴き声がうるさく、道路には大量のフンが落ちてくる。鳴き声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」「ミチミチ」など。うかつに近寄ると思わぬ「フン攻撃」を受けることがある。ムクドリは本来人里に生息する鳥であるが、天敵である鷲(ワシ)、タカ(鷹)、フクロウ(梟)などの猛禽類や猫が来ない街中の明るい街路樹などを安心できるねぐらとしている。そのため、全国の市街地でも鳴き声やフンによる深刻な社会問題が発生している。

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