害鳥・害獣まめ知識

モグラとは

モグラの特徴

トガリネズミ形目に含まれるモグラ科の総称。

  1. モグラは、地下にトンネルを掘り、その中で生活する。積極的に穴掘りを行うわけではなく、既存のトンネルを修復したりしている。
  2. モグラは、地下の穴の中だけで行動するのでなく、実際には昼間でも地上に現れる場合があり、移動中やむなく水辺に当たった場合は、泳いで移動することもある。
  3. 大食漢で、胃の中に12時間以上食べ物がないと餓死してしまう。
  4. 餌が手に入らなかった場合の対策として、唾液に麻酔成分が含まれており、それによって獲物を噛んで仮死状態にして巣に貯蔵しておくという習性を持っている。
  5. 地中に住むミミズや昆虫の幼虫を主な食べ物としている。

モグラの被害

  1. 民家の庭やゴルフ場の芝生の被害。(モグラは、地表付近にトンネルを掘りトンネル内に落下してきた獲物を感知・採取する習性があるため、地上には土の盛り上がった場所ができるため。)
  2. 農作物の被害。(畑などの土壌にとって益虫であるミミズが食べられる被害や、巣の中に入った植物の根を傷付けたり荒らしたりするため、根が張りにくくなり、作物の生育が悪くなる被害が多い。)
  3. モグラの巣が土の保水力を低下させ、植物の生育が悪くなるケースがある。
  4. モグラの掘ったトンネル内にネズミが侵入し、作物を食べる被害。

害獣駆除機器はこちら

カテゴリ一覧